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各種被試験体に合わせ、ヘリウムガスをトレースガスとした最適な気密検査装置の設計から、製作・搬入・据え付け及び検出能力の調整まで、トータルで対応いたします。

真空チャンバー方式の気密洩れ検査装置には、真空チャンバーが欠かせません。ご希望のサイクルタイムなどから、最適なボリューム(容積)を算出し、検査に適した真空チャンバーを設計・製作いたします。

真空ポンプと真空チャンバーの間には、必ず「真空配管」と呼ばれる配管を接続します。
お客様が現在使用している設備の配管もいずれ劣化し、リークが発生する原因となることがあります。新規の設計・製作はもちろんのこと、既存設備の配管の修正・リメイク等も手掛けております。

自動機に使用されている各種シリンダーなどのアクチュエータは、油圧もしくは空圧駆動式で設計することが多く、気密洩れ検査装置には欠かせません。当社では、この油圧気圧回路も自社で設計・組立・動作検証を行っております。

昨今の気密洩れ検査装置は、被検査体内部への「耐圧試験」もかねた超高圧力のガスの充填が主流になっています。当社では、こうした流れに対応するため、高圧ガス圧縮装置の製作も行っております。KHK(高圧ガス保安協会)受験に対応可能なのでご安心ください。

真空チャンバーの到達圧力や被検査体内部へのトレースガスの充填圧力などは、真空計や圧力スイッチなどの専用センサーで管理・制御しております。

自動機には、真空チャンバー内にローダーなどで搬入/搬出する際は、位置決め治具などが必要です。このような設備のニーズにお応えするため、当社では精密切削加工やレーザーカットなどの加工技術を用いた治具類の製作も行っております。また、様々なワーク形状に対応する特殊シール治具やカプラの設計・製作も可能です。

FA設備の多くは、PLC(プログラマブル・ロジック・コントローラ)を利用した半自動もしくは全自動設備となっております。当社ではこうした設備に対応するため、PLCを搭載した制御盤や液晶タッチパネル画面を利用した操作盤の製作、現場でのプログラム調整(デバッグ)を行っております。

当社では、専任の講師が現地に赴くことで、真空ポンプ、ヘリウムリークディテクター及びヘリウム洩れ検査装置全体のトレーニングを行っております。また、設備導入のご検討や設備の維持管理など、様々な目的のトレーニングに対応しております。