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3Dプリンターによる金型レスの試作品設計・製作

BUSINESS 04 3Dプリンターによる金型レスの試作品設計・製作

新製品を手掛ける際には試作品の製作がマストですが、やはりできるだけコストを抑え、低価格・短納期で金型を作成されようと思われる方は少なくありません。
エナジーロジカルでは、新しい取り組みとして金型レスの試作品開発促進を目的とし、2022年5月よりキーエンス社の3Dプリンターを導入いたしました。

産業用3Dプリンターによる金型レスのメリット / MERIT

金型不要で開発コストを
削減できる

一般的なアルミダイカストの加工試作の場合、射出成形用の金型にかかる費用は200万円~300万円以上と言われています。しかし3Dプリンターの場合は、その約10分の1のコストで実現することも可能であるため、より試作の可能性を広げることに役立ちます。

小ロット高品質向き

製品の開発には、初期投資の回収が必須です。一般的な部品であれば、開発時のコスト回収のため大量の生産と販売量の見通しがなくては利益を確保することができません。しかし少量での最新技術の試験用の試作部品などは、高品質で低いコストを求められるため、最適な方法であるといえるでしょう。

納期短縮

通常の精密加工では約3~4カ月もかかっていた試作品製作が、3Dプリンターの導入によりわずか1日にまで短縮できることも珍しくありません。開発期間を短縮することで、試作期間を有効活用することにもつながります。

フロントローディングに最適

フロントローディングという考え方をご存じでしょうか?
製造工程の初期段階にリソースやコストを集中させ、全体のコストを削減する手法のことを指します。そうすることで、製造途中の修正回数を減らし、コストを削減、また修正箇所を発見・訂正するサイクルを早期に確立できるため、生産効率の向上を狙うことができます。

フロントローディングに最適

当社の導入している産業用3Dプリンター「KEYENCE AGILISTA-3200」は図面に対する仕上がりの精度が0.1mm単位程度と、ほぼイメージ通りの造形を形にすることができる高性能なモデルです。
同等規模の企業では導入自体が珍しい機体ですので、まずは「どんな仕上がり?」「サンプルはあるの?」「どこまで実現可能?」などのご質問・ご要望などがございましたら、お気軽にお問い合わせ・ご来訪いただければと思います。

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